20110707

note


ひとりでいると、境界線はあいまいになる。輪郭はやわらかくなる。身体とあたたかい夜の空気とふわふわのマットと。やわらかいもの同士くっついたり、寄り添そったりするよ。きっと一週間くらい誰ともはなさず誰とも逢わずにいたら、そのまま簡単に溶けてしまうのではないかと思う。
わからないを追いかけてきた。もうずっとまえから。幸運なことに、世界はわからないもので溢れている。だから、いつまでもどこまでも追いかけられるのである。果しないからいつも足りない。それでも、ひとつかふたつくらいわかるものがあるから、うれしい。
なにかを諦めることと、なにかを諦めないこと、どちらも同じくらい活力がいる。大切なことはどっちが偉いとか悪いとかそういうのはないってこと。
わたしは諦められない性分だから、諦めないだけ

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