20130824



自転車にのってお気に入りの田んぼへゆく。
そのまえに親しい間柄の猫にあいさつし身体によさそうな飲料を飲み干す。
お気に入りの田んぼは3㎞先にある。
陽射しがまぶしかった。
眼鏡をかけるとまぶしくないが色はみえない。
イヤホンを耳の穴につめれば陽気だが音はきこえない。
今年は足の甲ばかり日焼けをした。
おなかもシマシマになってしまった。
海の波あそびはなんてたのしいのだろう。
背中を汗がつたっているが寝間着なので気にならない。
夏は寝間着で活動するのがいいのかもしれない。
寝間着だと虫がぶつかっても猫にザリザリされても鳥のフンを受け止めても見知らぬ男性(推定74歳)に話しかけられても気にならない。
虫がぶつかったのは顔で猫にザリザリされたのは手で鳥のフンを受け止めたのは見知らぬ男性(推定74歳)だが別段気にならない。ふしぎ。
お気に入りの田んぼへたどりつく。
お気に入りの田んぼは一部の稲が刈られていた。
青々として黄金色のところと音がすきだった。
もう夏はいってしまうのだな。
どこか知らないところへ。
老夫婦がせっせと稲を刈っていた。
おじいさんは稲刈り機にのって
おばあさんはカマをつかって稲はみるみる刈られてゆく。
もう夏はゆくのだな。
あまい匂いがした。


あまい匂いがしたんだ