20110722

matryoshka

ほんとうは思っていない言葉。
そういう言葉はしばしば使われている。しばしば使われているからには、なにか意味があるのだとおもう。
わたしは、思っていないことの言葉はもっていない。だから、ほんとうに思っていることを言う。
それでも、なにかつっかえがあると、うまく言えないときもある。
そういうときは、何年かかってもきちんと伝える。伝えれないと、それがまたつっかえになる。十九年前のつっかえも、十年前のつっかえも、八年前のつっかえも、五年前のつっかえも、たいせつにもっている。
つっかえは、悪夢になって泣くこともあるし、一生つっかえ続けることもあるのだ。
ほんとうに思っていないことでも、するすると言えるひとは、悪夢になって泣くことも、つっかえになることもないのだろうか。
ほんとうに思っていないことを、きちんと、するすると言えるのが大人なのかと考えたけれども、そういうわけでもないよな

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